2015年度 視察会を開催しました ~愛知県~

11月10日(火)、賛助会員企業や自治体の関係者ら16名の参加をいただき、先進地・先進企業視察会を開催しました。本事業は、旧CIAC(中部産業活性化センター)の頃から継続しているもので、今回で41回目を数えます。

今回は、愛知県にある2つの大学の視察を行いました。

◆愛知工業大学「ロボットミュージアム」
同大学エクステンションセンター客員講師 西山禎泰氏他
より施設開設の経緯や概要などの説明を受け、隣接する「未来工房」の見学をした後、ミュージアム内の研究室で「鉄人ロボット」や「レスキューロボット」のデモンストレーションを見学した。研究室の垣根を越えた交流を通して問題解決を図る仕組みや、地域のイベントに学生が積極的に参加することで、地域との交流を持つなど、さまざまなコミュニケーションを通して「人材育成」に力を注ぐ大学の取り組みを理解することができた。


◆中部大学「知の統合基盤デジタルアース研究センター」
同大学国際GISセンター長 福井弘道氏より施設開設の経緯と概要のほか、多次元情報表示装置を使って収集・分析・解析をしたビッグデータを、統合し視覚化した実例を画面に映し出しながら、システムについての説明を受けました。このシステムを有事に活用することの重要性と今後の利用拡大など、課題も示されました。そのほか「危機管理情報収集車両」と「無人航空機ドローン」のデモンストレーションを見学しました。